おもにITやインターネット関連の分野で、フリーランスで働く個人が増えている。
パソコンさえあればどこででもいつでも働くことができるようになったことも関係している。そういうフリーランスの人たちも仕事を見つけてこなければ働けない。つまり求人情報だ。
そこでそういう人たちのための求人マッチングサイトが登場している。
そこではおもにIT、インターネット関連で技術や資格があって仕事ができる個人と、そのような人材を求めている企業との間を取り持つのだ。大きなポイントは、仕事を探す人にとっても人を雇いたい企業にとっても、双方が求めているより理想的な相手を見つけやすくするシステムの構築だ。
一口にインターネット関連といっても、ホームページ制作、SEO対策、アプリ開発など専門性が異なる分野が数多くある。
そのため、マッチングサイトでは求人情報を得るために登録する人にも、雇うためにサイトを利用する企業にも、意図している仕事内容の領域や専門を詳しく提示するシステムを作っているのが普通だ。
なかには、審査をして、特定のジャンルの専門家であることを確認したうえで登録するサイトもあるのだ。また、雇う側はひとつの仕事に対して複数の応募者から選抜する権利を与えられているのも普通だ。このようなマッチングサイトでフリーランスの人が仕事を勝ち取るには、単に自己アピールができるとか、コミュニケーション能力に自信があるか、だけではなく、いかに企業の求める個別の仕事に対して必要な専門性を備えているかが大事である。